「始まりました無限脳内会話、これで3度目です」
「はい、正直ですね」
「なら私は仏ですね」
「いくら何でも僭称が過ぎません?」
「言ったもの勝ちですから。……あー、念の為説明しておきますと、無限脳内会話は『とりとめの会話を暫く続けていたら、話題はどこに行き着くのか』を試すだけのお遊びです」
「こんな感じでよく分からないネタが続くので、退屈な方はどうぞ寝て下さい」
「ちなみに、話者である私たちに個性は与えられておりません。なので私たちを区別する必要はありませんし、この記事の著者自体、今セリフを喋っているのがどの人間か全く意識することなく書いています」
「まぁ会話という形式を取ってはいますが、ただの独り言の応酬ですしねこれ」
「さみしい」
「かなしい」
「金木犀」
「大同小異」
「おお、初代イタリア国王」
「世界史の長ったらしい単語、リズムで覚えられるので逆に覚えやすいですよね」
「そうそう、逆に5文字くらいのカタカナ言葉が一番覚えにくい」
「アニサキスとか」
「つい最近までアニキサスだと思ってたんですよね」
「ダロワイヨとか」
「銀座とか自由が丘に店があるフランスのスイーツ屋さんですね、マカロンのイメージが強いですが」
「エテポンゲとか」
「ネタが細か過ぎませんか??」
「ちなみに、私はⅦ以外のドラクエをプレイした事がありません」
「最近は専らソシャゲ中毒者ですしねぇ」
「ウマ娘はいいぞ」
「お陰でマスターや指揮官が帰って来なくなって大変らしいですね」
「私も最近プロジェクトセカイ、略してプロセカから離れがちですしね」
「プロセカに生きていくと決意したのは何だったのか」
「まぁ色々ありましたしね」
「最近特にねぇ」
「私はキャラやガチャの育成システムに然程関心はないので、どれだけ排出率やドロップが渋かろうと条件はみんな同じなので気にしないんですが」
「プチ炎上みたいになってるのを見ると、どうしてもモチベ下がりますしね」
「まぁ推しのストーリーを見届けるまで辞める気はないので、今後も見続けますけどね」
「ここまでハマったコンテンツは久しぶりなので、そんな簡単に放り出せないです」
「そうそう」
「歳を重ねてくると、だんだん何かに熱中する事って難しくなりますよね。大人のオタク離れに関しては度々話題に上がるのを見かけますし」
「悲しいですけどね。1年前くらいまでは、私はもうオタクと呼べる感じじゃなかったので」
「オタクというアイデンティティに縋るオタクになれない人間、哀しすぎる」
「でも放置少女やプロセカのお陰でまた1つのコンテンツにドップリハマれるようになったので、それは本当に感謝しています」
「また小説や絵なんかの創作活動も再開しましたしね」
「なら何でこんな場所で駄文垂れ流してるんですか」
「ら、楽なので…」
「つくづく人間ですね」
「喜怒?」
「哀楽」
「三遊亭?」
「円楽」
「そういえば昔、高校に円楽師匠が公演に来たことがありましたよね」
「凄い話題転換ですね」
「そういう記事なので。円楽師匠が高校に来たの、今でもささやかな自慢なんですよ」
「だから落語家の中では立川志らくの次に親しみがあるんですよねぇ」
「結局プレバトじゃないですか」
「夏井先生の添削面白いんですよねぇ」
「夏井先生の添削、こうやって文章ダラダラ書きなぐってる人間からすると75%くらい分かるけど、25%くらい意味わかんないんですよね」
「言葉のリズムが気持ち悪いんですよね。それが我々文章生産家と俳人の違いなのかも知れないですけど」
「まぁ我々は語感とリズムだけで文章を書いているので」
「低俗だなぁ」
「情景描写とか心情描写とか、そんなもんどうでもいいからただ言葉だけこねくり回していたい」
「それで創作してるとかよく言えますね」
「言ったもの勝ちですから」
「おっ、伏線回収」
「ここからは起承転結の"転"ですね」
「起"(てん)転"(てん)」
「アポストロフィ(")をてん(点)と読むな」
「てんてん?」
「パンダの名前みたいになりましたね」
「そういえば上京してそろそろ5年なのに、上野動物園には行った事がないんですよね」
「上野動物園のゲートの前には20回くらい行ってるんですけどね」
「結局博物館とか美術館行って終わりますよねぇ」
「動物、なんか可哀想な気がするので……前行った動物園、シロクマが明らかにイライラした様子で柵の中を行ったり来たりしてて、毛も抜け気味だしで見てるだけで辛かったんですよね」
「たまにそういう動物居ますよね、特に私営の小さな動物園だと動物の扱いが明らかに劣悪という話も聞きます」
「私はそういうものがどうしても嫌だし、まぁそこらへんに居る猫や小鳥なんかの小動物をじーっと眺めているだけで満足なので動物園はいいかなぁ」
「東京、猫多いですよね」
「どこに行っても猫が居ますよねぇ、特に廃棄された民家やオンボロな飲み屋街に多い」
「廃棄された民家、結構な頻度でエサ用の皿が庭先にあるので、見かけるたびに『あらら』と思います」
「エサやってる人がいるんでしょうね」
「エサと言えば、ハトも凄いですよね」
「凄いですよね、都心で数十羽単位のハトがウヨウヨしているのを結構見ます」
「そうそう、特に三田キャンパスから帰る途中、いつも田町駅改札前の広場に大量の鳩がいて『あらら』と思っていました」
「ボキャ貧ですね、頭足りてます?」
「……」
「どうしたんですか、ハトが豆鉄砲食らったような顔して」
「いや、いきなり口撃されたので。ていうか、それが言いたかっただけでしょう」
「……」
「苦虫を潰したような顔をしないで下さい」
「私はハトではないので虫は食べませんよ?」
「そういえば、エビって節足動物ですよね」
「まぁ大きな括りで言えば」
「なら、エビって実質虫のようなものでは?」
「えっ」
「ほら、エビの尻尾ってゴキブリの羽と同じ成分だって言いますし」
「そんな馬鹿な……でも確かに似てますね、殻だし」
「どうやら、虫の定義から決める必要がありそうですね。
虫の定義は通常「脊椎動物と魚介類以外の動物の総称」であると解釈される。 しかしそれ以外の動物の中でも虫と呼ばないものが存在し、動物ですらない一部の微生物までもが虫と呼ばれることがある(ゾウリムシなど)。このように、現代における「虫」の定義は曖昧である。
しかし古代において「虫」の字は単に生き物を指す言葉であった。例えば哺乳類は「毛虫」、ヒトは「裸虫」と呼ばれていたのだ。現在のように「虫」の字が節足動物を主に指すようになったのは、比較的近年の事である(Pixiv百科事典より引用)」
「せめてWikipediaにしたらどうですか」
「インターネットの記事に信憑性が欠ける点ではどこも同じなので」
「はぁ。にしても、虫の定義って曖昧なんですね」
「サンゴは虫か否か、みたいな話題をどこかで見た気がするなぁ」
「サンゴは虫なら、海綿も虫?」
「めんどくさいから、なんかブンブンしてる不快なちっちゃいのを虫って呼ぶことにしません?」
「主観だなぁ」
「私が思えばそれは虫なのです」
「主観主義だなぁ」
「この記事を読んでいる皆さん! 皆さんは、虫の定義とはどのようなものだと思われますか?」
「突然エンディングが始まった」
「もし「俺の思う虫はコレだ!」というお考えがおありなら、どうぞコメント頂けますと幸いです」
「えーと、スター? と読者登録? も、良かったら宜しくです」
「それでは、また次回お会いしましょう! わんわんーーー?」
「「わんだほーーーい!!!」」
結論:「虫」ってよくわからない