エピクロスの楽園

折角の人生、楽しく生きようぜ??

ずっと死ぬ事すら逃げているだけだ、という思いがある。私は死ぬ事以外特に望んではいないので。今好きな趣味、夢中になれること。確かに好きではあるが、死ぬ事から目を逸らすための現実逃避の代物に見え、定期的に頭が狂いそうになる。


別にやりたいこともない。最近の口癖は「生きていればそれでいい」で、親や先生に対しては常にそのススタンスを押し通しているが、正直「早く殺してくれ」というのが本音だ。


死ぬ事は正直怖い。一定以上の苦痛は嫌なので。かと言って、このまま生きていける気もしない。どうせここのままダラダラ、「死」という選択肢から目を逸らすために色んなものをやっては投げて酒飲んで、結局肝硬変かなんかでパッタリ倒れるまで生きてくんだろうなぁという気はする。


ただ、頭の片隅に「このまま死から逃げ続けていていいのか?」という思いがこびりついて離れなくて、それをTwitterに吐き出すのももう嫌で、こうして今ここに取り留めのない文章を書き連ねている。


卒業後の進路についても何一つ決まっていない、親に言われて始めた司書資格の通信講座も結局ついていけなくなって投げ出してしまった。興味のあったマスコミや出版社、ゲーム制作の仕事も競争率が高過ぎて尻込みしている。「どうせ自分が受かる訳がない」という感覚が抜け切れず、選考もなぁなぁで済ませてしまうし勿論ガシガシ落とされる。そうして落とされる度に、「やっぱり落とされた」と安堵感すら思っている。


どうせ生きていた所で何にもならない。知能や思考力、創造力辺りには結構自信はあるが、それを十全に扱うだけの器用さは私には致命的に欠けているんだなぁ、というのが24年間生きてきた中での感想だ。


それでも、私は死ぬのが怖いのだ。


いつまでこうして、死から逃れ続ければいいのだろう? 親は既に定年を迎えようとしている、恐らく私の稼ぎが無ければ生活に支障をきたす事は必至だ。働かないという選択肢はないし、親が死ぬ前に自分が死ぬという選択肢は私にはきっと取れない。


親を看取るために生きる、と以前の記事で書いた気がする。今でもそのような決心が変わった訳ではない。ただ……もう全てが嫌なだけだ。こうやって吐き出したかっただけだ。


皆様の人生は、少しでも楽しいものにならんことを。


では。